社労士事務所 SteadyStep
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労務って何をすればいいですか?(1)
創業期の労務の体制づくりを徹底サポート!!
東京都目黒区の社会保険労務士、
社労士事務所SteadyStep <ステディステップ> です。
今回からのテーマは「会社は労務とどう向き合うか」です。
新規創業の企業・事業主様であっても労務を避けることはできません。
「めんどうだから」「よく分からないから」と避けてしまうと、後々になって大きなダメージを受けることもあります。
一方で、「創業直後は忙しくて労務のことなんて考えられない!」というお気持ちも分かります。
今回の記事では、労務との向き合い方を考えるスタートラインとして、
「そもそも労務とは何か」という点を紹介します。
<労務ってどんなもの?>
労務とは、雇用保険や健康保険に入る時の役所への届出や毎月の給与計算など
「働くことに関して発生する事務作業」のことです。
労務が役所への届出と給与計算の2つだけなら記事にする必要もないですが、
実際には、もっと広い分野・多くの事項にわたります。
以下は、労務に関する事項のほんの一部です。
・残業代 ・有給休暇 ・社会保険
・最低賃金 ・就業規則 ・労働条件通知
・産休育休 ・労働時間の管理 ・健康診断
これだけでも多いですが、ほかにも多くの項目があります。
新規創業の事業主様であっても、人を雇う以上は労務を処理する必要があります。
ところが現実には、労務は後回しにされることが多い作業です。
というのも、労務に関する作業は手間がかかるうえに売り上げに直結しないからです。
しかし、労務に関する事項を適正に運用することで、スタッフの働きがいや会社への信頼感を高めることができます。
働きがいや会社への信頼感は、働く上でのモチベーションアップへとつながり、最終的には売り上げや業績のアップにつながります。
また、労務への取り組みを後回しにした結果、従業員との労務トラブルが発生してからの対応になり、解決のために多くの手間や費用がかかることも少なくありません。
一方で、創業直後の段階で労務に取り組みトラブルが起こりにくい状態を作っておけば、トラブル対応に費やす時間や労力を削減することができます。
すなわち、労務とは新規創業の会社にとって必要不可欠な作業なのです。
<労務に取り組むポイント>
では、創業直後の企業は労務にどのように取り組めばいいのでしょうか。
ポイントは数多くある労務の事項に優先順位をつけることです。
というのは、労務に関する事項の中には
「放置するとトラブルに直結する優先度の高い事項」
と
「必須ではないが整備できればなお良い事項」
が混在しているからです。
新規創業の事業主様が労務に取り組む際に、気づいたものから手を付けてしまうことがありますが、手あたりしだいに取りかかると重要な項目が抜けてしまうことがあるため注意が必要です。
もちろん、会社や事業主様が労務に関する事項の優先順位を決めることは簡単ではありません。
そんな時はぜひ、社会保険労務士にご相談ください。
社会保険労務士は「労務の何を優先するか」についての知識と情報を持っています。
この話は次回に続きます。(右下の<次へ>をクリック!)
記事の内容は、公開日時点の法令に準拠しています。
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東京目黒区 ◇ 社会保険労務士
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