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2022.12.10

労務って何をすればいいですか?(4)

創業期の労務の体制づくりを徹底サポート!!

東京都目黒区の社会保険労務士、
社労士事務所SteadyStep <ステディステップ> です。


本日は、「会社は労務とどう向き合うか」というテーマの第4回です。
前回までは、「そもそも労務とは何か」「労務を不適切に処理するリスク」「創業直後の会社こそ労務に前向きに取り組むべき」といったことを紹介してきました。


さらに、労務に優先順位をつけて地道に取り組むしかない、とお伝えしてきましたが、実際にはどのように進めればいいのでしょうか。
はじめにここまでの記事をまとめます。

<労務とは何か>

労務とは、従業員を雇うと発生する事務的な作業のことです。
従業員を雇った時、会社は給料を払う以外にも、
残業代、有給休暇、社会保険、最低賃金、就業規則、労働条件の通知、解雇、労働時間の管理、産休育休、ハラスメント防止対策、健康診断・・・などなど、
「労務」の範囲に含まれる事項を処理しなければなりません。

<労務を不適切に処理するリスク>

労務を不適切に処理すると、
 ・SNS等に「うちはブラック企業」などと悪評を書かれ会社の評判が下がる
 ・過去の給与計算の間違いを指摘され追加で給与を支払う
など会社にダメージを与えることが起きることがあります。
「労務なんていい加減でも大丈夫でしょ。」と甘く考えていると痛い思いをします。

<創業直後の会社が労務に取り組むべき理由>

従業員数が少なく経営者と従業員の距離感が近い創業直後は、労務を処理する体制づくりを柔軟に行うことができます。また、創業直後に労務を処理する体制を整えてしまえば、その後は会社の成長や売り上げアップに集中することができます。
さらには、労務を適切に処理することで従業員の働きがいやモチベーションが上がり、会社業績の向上や優秀な人材の採用・定着にもつながります。だからこそ、労務への取り組みは創業直後がチャンスなのです。


いかがでしょうか。労務を放置せず前向きに取り組むことで、経営上のリスクを回避し会社を成長させていくことができます。
過去の記事でも書いておりますが、『労務は手間やコストではなく、会社の将来に向けた投資』です。

<労務にどのように取り組むか>

ここからやっと本題です。では、会社は労務にどのように取り組めばいいのでしょうか。
過去の記事で「優先順位をつけ地道に取り組む」と書きました。しかし労務に含まれる事項はとても多く、広範囲にわたります。何を優先したらいいのか分からなくて当然です。


そんな時はお近くの社会保険労務士に相談してみてください。社会保険労務士は「労務の何を優先するべきか」についての知識と情報を持っています。


なお、当事務所では、創業直後の会社が優先して取り組む作業を10項目に整理し、
『はじめの10歩』と名付けてクライアント様とともに取り組んでいます。


内容は、「労働時間の管理」「給料をどのように設定するか」「有給休暇」などです。
これらの事項について、クライアント様のペースにあわせながら取り組みを進めていき、ご契約から1年6か月~2年で労務管理の土台を完成させることを目標としています。
また、『はじめの10歩』の内容を今後のブログで紹介していきます。


記事の内容は、公開日時点の法令に準拠しています。
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     東京目黒区 ◇ 社会保険労務士
 社労士事務所 SteadyStep <ステディステップ>
      過去のブログはこちら↓
   https://steadystep.jp/blog/index/
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  (C)2022 社労士事務所SteadyStep

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社労士事務所 SteadyStep

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社会保険労務士 秋澤 一宏

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13200288(東京都社会保険労務士会)