社労士事務所 SteadyStep
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社会保険労務士って何者ですか?(2)
創業期の労務の体制づくりを徹底サポート!!
東京都目黒区の社会保険労務士、
社労士事務所SteadyStep <ステディステップ> です。
引き続き、今回のテーマも「社会保険労務士って何者ですか?」です。
前回は、社会保険労務士の「社会保険」と「労務」とは何かを紹介しました。
では、実際のところ社会保険労務士とは何者なのでしょうか。
(以下、表記を「社労士」に統一します。)
<社労士って何する人?>
最初に答えを書きます。
読んだままですが、社労士とは、『資格を持って社会保険と労務を仕事にしている人』のことです。
そして、社労士の資格を取得するためには、
労働基準法等の労働関係の法律が出題される試験に合格する必要があります。
ですので、社労士は労働関係の法律の専門家である、と言うこともできます。
また、社労士としての活動には、以下のようなさまざまなスタイルがあります。
・社労士資格を生かして企業に勤める
・個人向けに年金に関する業務を行う
・企業と契約し、社会保険と労務の分野で企業をサポートする
この中では、企業と契約し業務を行うスタイルの社労士が一番多いと思います。
では、企業と契約し業務を行う社労士は、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
もちろん、社労士ごとに取り扱う業務はさまざまですが、
雇用保険や健康保険などの社会保険制度に関して公的機関に提出する書類の作成、毎月の給料計算など、
労務全般に対する助言や提案を業務とするケースが多いです。
公的機関へ提出する書類の作成とはどういうことでしょうか。
例えば、会社が従業員を採用したときに、その従業員を雇用保険や健康保険に加入させる場合があります。
その際に社労士は加入のための申請書類を作成し役所に提出します。
また、お給料の計算も重要な業務の一つです。
お給料は、決められた金額を支払うだけでは済まないことがほとんどです。
例えば、月給が20万円だったとしても、そこに残業代や通勤手当を足し、
遅刻や欠勤をした分のお給料、税金、健康保険の料金(保険料)などを引く必要があります。
この計算に労働関係の法律の知識が必要になるため、給与計算は社労士の腕の見せ所と言うことができます。
そのほかでは、就業規則の作成も社労士の業務です。
就業規則とは、
「出勤時間や終業時間」「お給料の計算方法」「勤務時の注意点」「有給休暇」「退職の際の流れ」といった、
その会社で働く上で必要となるルールを一冊にまとめたものです。
会社は、自社のルールを自由に決めていいわけではなく、法律に違反しない範囲で決める必要があるため、
法律に違反せず、かつ会社の思いを実現する就業規則作りを社労士がサポートします。
いかがでしたでしょうか。
社労士が何者か、イメージがわいたでしょうか。
繰り返しになりますが、
社労士は「労働関係の法律の専門家として、社会保険や労務に関する業務を商売とする人」です。
少しでもイメージをつかんでいただければ幸いです。
この話は次回に続きます。(右下の<次へ>をクリック!)
記事の内容は、公開日時点の法令に準拠しています。
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東京目黒区 ◇ 社会保険労務士
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