社労士事務所 SteadyStep
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2023.09.30
選ばれる会社になる(1)労務はなぜ必要か
創業期の労務の体制づくりを徹底サポート!!
東京都目黒区の社会保険労務士、社労士事務所SteadyStep <ステディステップ> です。
今回からは中小零細企業を対象に、「選ばれる会社になる」というテーマで記事を書いていきます。
<働き手から選ばれる会社>
「選ばれる会社になる」をもう少し説明すると、「働き手から選ばれる会社になる」ということです。中小零細企業が存続していくためには、働き手から選ばれる会社になる必要があります。その理由は、働き手不足という日本社会の流れから読み解くことができます。
これからの日本社会は、人口減少により働き手が不足していくと言われています。働き手が不足するということは、大企業も中小零細企業も含めて、企業間での労働者の奪い合いが激しくなるということです。
労働者の奪い合いが激しくなった結果、労働者を確保したいのに求人を出しても反応がない、そんな採用難の時代がすでに到来しています。
そしてこの問題は、中小零細企業に特に大きな影響を与えます。
というのも、大企業から中小零細企業まで多くの求人がある状況では、仕事を探す人は知名度や給与水準の高い大企業を選ぶ可能性が高いからです。
結果として、中小零細企業は大企業以上に働き手不足の影響を受け、人材の確保に苦戦することになります。
このような時代に、中小零細企業は生き残りのためにどのような策を取るべきでしょうか。
手を付けやすい策としては「賃上げ」があります。しかし、人手の確保において賃上げだけで大企業に対抗することは難しいでしょう。
なぜならば、賃金を大企業の水準に近づけることができたとしても、賞与(ボーナス)や福利厚生といった点までトータルで考えると、中小零細企業が大企業に対抗することは簡単ではないからです。
<働き手から選ばれる要素>
では、人材確保において中小零細企業に打つ手はないのでしょうか。ここでポイントになるのが、冒頭で取り上げた「選ばれる会社になる」ことです。
働き手が不足し世の中に求人があふれる時代に、会社は、仕事を探す人に発見され、仕事を探す人に選ばれる必要があります。
選ばれる会社になるための策としては、上記の通り賃上げだけでは足りず、「賃金以外の働き手から選ばれる要素」を持つことが大切です。
「賃金以外の働き手から選ばれる要素」とは、例えば、職場の働きやすさ、やりがいや成長の実感、会社に対する納得感、といったことです。
賃金の額で大企業に対抗できない中小零細企業であっても、賃金以外の働き手から選ばれる要素を増やし磨いていくことで、人材の確保がしやすくなります。
このように、働き手が不足する現代においては、人員を確保し事業を存続させるために、「選ばれる会社になる」努力を重ねることが必要不可欠なのです。
<選ばれるための取り組み>
そして、職場の働きやすさ、やりがいや成長の実感、会社に対する納得感、といった働き手から選ばれるための要素は、どれも「労務」といわれる作業の範囲内にあります。そのため、選ばれる会社になるためには、会社として労務に取り組み、これらの要素を磨いていく必要があります。
では、労務とはいったいどのような作業なのでしょうか、そしてどのように取り組んでいけばいいのでしょうか。
選ばれる会社になるというテーマで記事を書いていくにあたって、まずは労務とは何かというところから話を進めていきます。
この話は次回に続きます。(右下の<次へ>をクリック!)
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東京目黒区 ◇ 社会保険労務士
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