社労士事務所 SteadyStep
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2023.12.20
選ばれる会社になる(9)社労士って何者?
創業期の労務の体制づくりを徹底サポート!!
東京都目黒区の社会保険労務士、社労士事務所SteadyStep <ステディステップ> です。
前回に引き続き、「選ばれる会社になる」というテーマでお送りします。
(前回までの記事はコチラ )
前回の記事では、労務に取り組むにあたって優先順位をつけるべきこと、労務の優先事項10項目といった内容を紹介しました。
そして、『忙しくて時間が取れないときや、取り組みかたが分からないときは、ぜひ社労士に相談しましょう!』
とお伝えいたしました。
社労士とともに労務に取り組むことで、無理なく、無駄なく、作業を進めることができます。
一方で、「社労士」と言われてもピンとこない方もいるかもしれません。
そこで今回は、「社労士とは何者か?」という点を紹介します。
なお社労士は、正式名称を社会保険労務士といいます。
世間では、社労士という名称のほうが浸透しておりますので、この記事でも社労士と表記します。
<社労士って何する人?>
繰り返しになりますが、社労士は正式名称を社会保険労務士といいます。「労務」についてはこの連載で何度も取り上げたので省略しますが、もう一方の「社会保険」とは、労災保険、雇用保険、健康保険、年金などの公的な制度を指します。
社労士は、その名の通り、社会保険と労務についての専門資格です。
顧客企業の給与計算・法令対応といった労務に関する作業や社会保険関係の行政手続きを代行するとともに、
会社のルール(就業規則)の整備、働き方の見直し、人材育成、といった顧客企業の労務改善に向けた提案を行うことも仕事です。(※)
※企業を顧客として活動する社労士が多いですが、
年金等の個人に関する業務を専門にされる社労士もいらっしゃいます。
<社労士に業務を委託するメリット>
では、自社の労務関係の業務を社労士に委託するメリットは何でしょうか。メリットは大きく二つあります。一つ目は「労務についての最新情報の維持」、そして二つ目は「外部委託による作業時間の短縮」です。
会社が労務に取り組む際に、労務に含まれる作業の幅が非常に広い、という点がハードルになります。加えて、労務に含まれる作業の多さに比例して、必要となる知識や情報も多くなります。
googleで検索すれば調べられるかもしれませんが、多くの必要な情報を探すだけでもそれなりの作業時間になります。
さらには、労務に関する事項は法令の改正が多い、という特徴もあります。毎年、何らかの法令が改正されるため、会社として最新の知識や情報を維持することは簡単ではなく、時間をかけて調べたのに不正確な情報だった、といったことが起こりかねません。
また、社会保険関係の行政手続きや毎月の給与計算に取られる時間も、積み重なれば大きな負担になります。
特に、事務専門のスタッフを雇えない小規模企業では、これらの作業を社長ご自身で行っているケースも多く、本業に使えたはずの時間が消えていってしまいます。
一方で、社労士に業務を委託することで、
「労務に必要な情報を調べるのに手間がかかる上に、最新情報に追いつけない。」
「行政手続きや給与計算といった作業に地味に時間がかかる。」
といった課題を解決することができます。
社労士は、労務関係の最新情報を常にチェックし、最新情報にもとづいた情報発信をしていきます。
また、労務に関する業務を外部委託することで、会社(社長)が本業に専念できることもメリットです。
もちろん、全てを社労士に丸投げすれば済むわけではなく、会社にて行っていただく作業もあります。
会社の労務を支援し、利益向上に貢献することが社労士の役割です。
本記事は、筆者個人の見解によるものです。
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東京目黒区 ◇ 社会保険労務士
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